マレーシア航空のビジネスクラスアップグレード（MH UpGrade）まとめ。

マレーシア航空のチケットを購入すると、アップグレードのオークションに参加することが可能になります。

本日は、アップグレードサービス「MH UpGrade」についてご紹介します。

お得にアップグレードできる（かもしれない）マレーシア航空のMH UpGrade

MH UpGradeとは

マレーシア航空の「ビジネスクラスの空き席をオークションする」サービスです。

航空券を購入後すぐから参加可能で、対象は232で始まるチケット購入者。
参加できるかどうかは、Eチケッツ控えの航空券番号を確認してみてください。

オークション形式のため、アップグレードにならなかったらお金はとられません。

便ごとに入札する形式なので、長距離路線だけ入札し乗り継ぎの短距離路線は無視するということも可能です。

MHアップグレードによるメリットは以下

・ビジネスクラスのサービスはすべて受けられる
①　ビジネスクラスカウンターでのチェックイン
②　預入荷物もビジネスクラスの重量適用（40kg）
*乗り継ぎの場合、エコノミーとビジネスの併用でも、ビジネスの重量で預入可能。
③　ラウンジの利用可能
④　優先搭乗
⑤　シェフオンコールの利用可能
⑥　入国審査も優先レーンの利用可能

あまりうれしくない点

・マイル積算はあくまでアップグレード前のクラスによる
*激安チケットだと、当然ですがビジネスクラスでももらえるマイルは0です。

航空券購入からアップグレードまでの流れ

航空券を購入後、マレーシア航空から「アップグレードしない？」というお誘いのメールがきます。
英語のみです。

残念ながらメールは削除してしまったのですが、「Get UpGraded」などと書かれたメールが届いたら、それがアップグレードのご案内です。

英文メールでくるので、知らずに迷惑メールとして扱われているケースもあると思います。

自分の航空券がアップグレードオークションに参加できるかは
公式サイトのトップページにある「MHUpgrade」をクリック

苗字・予約番号を入力して、オークションページに移動できるかで判断可能です。

オークションのページに入ったら
右上にあるゲージを移動し、賭ける金額を決めていきます。

これは最低金額の15,064円にしてみた画像。

最高額はきまっていて、今回の場合は45,580円です。

ちなみにマレーシア航空のビジネスクラスはとても安いので、調子に乗ってかけ金を高額にすると
最初からビジネスクラスで買っとけよ！って金額になりますので要注意です。

エコノミーもめちゃ安いので、この差額の中でいくらなら出せるかで入札してみるといいと思います。

〆切数日前に、「もうちょっと値上げしない？」というメールもきます（英語です）。

いちど入札したら、値上げはできても値下げはできません。

入札時にクレジットカード情報を新規で入力するので、航空券を購入したカードとは違うカードも使用できるようです。

〆切は搭乗の72時間前。
搭乗の48時間前には、オークション結果がメールで届きます。

こんな感じで。

いくらならアップグレードできるのか

これは最初に言っておきますが、その便により違います。

傾向としては、混雑する便の方がbidしてくる人も多いでしょうし
そもそもビジネスクラスで予約している人も多いでしょう。

ビジネスクラスの席自体が少ないので、当たり前ですが満席だとアップグレードはされません。

坂上も、往路で安めに賭けてみましたが
オフシーズンということもあり「いけるんじゃね？」と思ってました。

が、アップグレードならずでした。

アップグレードが不調におわった場合、「アップグレードできなかったよーてへぺろ」というメールがきます。

公表はされていませんが、おそらく入札金額の高い順・会員レベルの高い順などで決定されているのでしょう。

空きに割り当てるものなので、大人数ほど不利でしょうね。

なぜなら、同時に航空券を購入したグループ単位で入札する必要があるからです。

2人以上で乗る場合でも、ひとりだけ入札する・・・といったことはできません。

復路は最高額を入札して、めでたくアップグレード。

乗ってみたらビジネスクラスは満席でした（が、チェックインまでして搭乗しなかった一団がいました。それについては搭乗記にて）。

帰りは深夜便だったので、フルフラットで少しでも疲労を軽減したかったのです。

あとお連れさまに「ビジネスクラスっていいなあ」と実感してもらうこと。
これは狙い通り！になりました。

往路を安めに入札してアップグレードできたらラッキー

アップグレードならずだったら、 復路は高めに入札しようと決めてました。
旅程は1週間だったので、往路をおえてから復路のことを考える日数がありましたしね。

アップグレード後に、座席指定も可能になります。

シェフオンコール

マレーシア航空の機内食サービスです。
搭乗の24時間前までに、機内食のメインを注文できるもの。

www.malaysiaairlines.com

 

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Fly With Us - In-Flight Meal - Chef-on-Call | Malaysia Airlines

http://www.malaysiaairlines.com/chefoncall

Malaysia Airlines

対象は、ファースト・ビジネスクラス利用客。
けっこうな種類のお料理から、好きなものを選べます。

最初からビジネスクラスで航空券を購入していると、搭乗の5日前にメールがくるようです。

アップグレードの場合は、確定後のおめでとうメールの中で「後追いメールがあるからな！」という記述があるのですが
たぶんそこでシェフオンコールについても触れられるもんだと思います。

しかしながら坂上にはメールきませんでした。
スパムメール対策で、いろいろフィルタかけていたのがまずかったのかと推測されます。

調べればシェフオンコールのページはわかるので、そこから予約番号等を入力して選ぶことはできましたがね。

坂上は深夜発早朝着の便だったので、朝の5時から重たいステーキを食べました。
いや自分で選んだんだけどね？

数日前から旅の準備をしているわくわく感があって、これはいいサービスだと思います。

ただ、「そこそこ食べられる」程度なので過度な期待は禁物です。

わくわくしようがしまいが飛行機は怖いけどな！

まとめ

マレーシア航空の場合、エコノミークラスで航空券を購入すると、乗る前から戦いが始まる。

アップグレード後の搭乗記はこちらです↓