エアチャイナに搭乗する上で、避けては通れない中国の空港での乗り継ぎについて
今回は、北京首都国際空港を経由してクアラルンプールまで行ってきましたので
注意点などをまとめてみました。
下調べさえしておけば怖くない!北京首都国際空港
中国の空港というと、やっぱりちょっと身構えてしまう方が多いと思われます。坂上もそうでした。
楽しい旅になるよう、少しでも参考になればと思い2017年4月のたびについて記録をしておきます。
北京首都国際空港とは
中華人民共和国 北京市にある国際空港で、今回搭乗したエアチャイナ(中国国際航空)のハブ空港でもあります。
中国最大かつアジアでも最大規模の空港でとにかくだだっ広いです。
中国っぽい建物があったり
かわいくないパンダの遊具があったりします。
とても喫煙者に優しくない空港
北京空港は、なんとすべてのエリアで禁煙です。喫煙所はどこを彷徨おうが、いっかしょもありません。
ライターも、1本たりとも持ちこめません。
喫煙者さんは心して向かいましょう。
正直PM2.5で著名な北京さんに「健康のため」とか言われてもなぁ・・・という感じです。
有料で喫煙所作れば儲かりそうなのに。
坂上の職場で旅慣れた方にこの件を愚痴ったところ、乗り継ぎだろうがいったん出国して外で喫煙するとおっしゃってました。
時間的に余裕がある方は選択肢に入れてみてもいいかもしれません。
※中国の場合、日本国籍の方は15日以内の観光・乗り継ぎでしたらビザ不要です(2017年10月現在)
どうせ保安検査は、乗り継ぎ・出国関係なしのごった煮になりますし(下記参照)。
日本からの乗り継ぎ手順
坂上は往復とも沖どめではなかったので、ボーディングブリッジを抜けてのルートになります。
ボーディングブリッジを通過中、止められました。
着陸直前に、嘔吐した乗客がいたようで検疫が必要だったようです。
ただしその説明は係員からはなく、また聞きですので真相はわかりません。
係員からは無言でただひたすら止められています。ものすっごい不親切さです。
結局、説明がないままなんとなく通過okになりました。
ブリッジを抜けると、「Transfer」の表示とエスカレーターがあるので上階へ向かいます。エスカレーターを降りてしばらくまっすぐ進みます。
案内板がありますので、それのとおりに左を向くと
フェイクカウンターがありますので騙されないように!
※ただし、乗り継ぎの航空券をお持ちでない方はこちらで手続きの必要があるようです。なんとしても日本で発券してもらっておいた方がよいでしょう。
ここは無視して、さらに左を向きます。
こちらのカウンターを目指します。国際線乗り継ぎの方が、国内線乗り継ぎより手前にあるのでわかると思います。
この列はかなりカオスです。
急ぎ乗り継ぎのひとの案内を係のひとがしたあとに、おそらく急ぎでもないひとびとがちゃっかりくっついて割り込みしたりします。
並び順もよくわからないまま検査員の目前にたどり着くと、たったふたりしかいませんでした。
ただ、前評判ほど係の人は不親切ではないようなので
もし乗り継ぎ時間が超タイトな方は、係員にアッピールしてみるといいと思います。
乗り継ぎカウンターを抜けると、階段がいっかしょあるだけなので降りましょう。
この階段を降りると保安検査スタッフがいて、搭乗券を見て並ぶ場所を指示されました。
が、列は乗り継ぎも中国から外国に出発する人々もごっちゃなようでここでもかなりのカオスでした。
女性は特に注意!保安検査について
北京空港は液体の持ち込み・金属検査に対してものすごく厳しいです。
手荷物をトレイに並べるときに「液体持ってる?」と聞かれましたが、ここで坂上は「100ml以上の液体持ってる?」に脳内変換してしまったのですよね。
ここで彼らの言う「液体」とは、たぶん「1滴以上の液体」です。
脳内変換してしまったせいで、ひどい目に遭いました。
荷物が検査を受けているあいだ、坂上本体も金属探査機を通ったのですが、靴・パンツのファスナーが引っかかりました。
そうすると別個に呼ばれ、かなり入念に金属探査機をかけられるのですが、ちょうどそのタイミングで「このかばんの持ち主だれー?」と呼びかけられました。
手をあげてアピールしようとするものの、全身くまなくチェック中だったためにかばんのところには行けませんでした。
「手はこう!」って横に戻されたので、身動きとれずに検査がおわるのを待つしかなかったのですね。
ぶじに全身チェックもおわり、かばんに戻るとふつうに置き去りになっていたので「さっきのはなんだったんだろー?」くらいな感じでのほほんとラウンジに向かいました。
中国人の短気さは半端ないことを知る
ラウンジでくつろぎ中、ふとかばんをあさると何かがおかしい。
いろいろなくなっている・・・!
かばんダレ-?をやったときに即持ち主が現れなかったので、気になるものはすべて引き上げられたようです・・・。
チェックおわったあとにその場でかばんにパスポートをしまおうとしたひとを手で追い払ったりするのを目撃してみたり、
坂上自身も金属チェック中「手を横に挙げろ」と言うので挙げていたら、その手にぶつかりながら背中に回られてびびったりしました。
手を避けて通る時間すら惜しいんですかね・・・たった一歩分くらいの差だよね・・・。
そんな短気な方々なので、持ち主がすぐ現れないバッグからはさっさと没収してもよいという感覚なようです。
ホントにどんだけ短気なの・・・。
取り上げられたもの一覧
使い捨てコンタクトレンズ(数mlだけ保存液が入っている)
ネイルオイル←5mlくらい
化粧水・クリーム←試供品サイズ10mlとか
BBクリーム←液体・・・?
ファンデーション(コンパクト)←液体ではない
目薬←が入ったジップロック丸ごと(筆記用具入り)
歯磨き粉←とセットになってるトラベル用歯ブラシごと
充電用のUSBケーブル
北京をなめたらあかんと実感しました(白目)
復路ではこの経験から、液体1滴以上はすべてトレイに並べ(取り上げられたのであんまりなかったけど)
ファスナーのないパンツを履いておき、靴まで脱いでトレイに。
荷物の検査がおわってから、本体が検査の門をくぐるようにしました。
ここまでしておいて指輪(プラチナ製)を外すの忘れてましたが、これはスルーでした。
まとめ
往路の乗り継ぎは約50分かかり
復路は乗り継ぎカウンターが待ち0人だったため、約35分で済みました。
他の国と比べても保安検査は厳しいと思いますので、金属類・液体はすべてかばんから出すようにしてください。
ヤツらは超短気です。
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