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大腿骨転子部骨折の記録④:~とうとう抜釘術~

投稿日:2020年10月14日 更新日:

大腿骨転子部骨折の記録

骨折から約1年と2か月が経過したある日、転院先の主治医がその日のレントゲン写真を見てひとこと。
「もういつでも抜けるね~」

坂上
ようやく抜釘の許可が出ました!

今回は、抜釘手術の記録になります。



大腿骨転子部骨折 抜釘術の記録

前々から「抜くときは、入れてくれたお医者さまにお願いしたい」と思っていました。

なぜなら、転院後の主治医はあまり抜釘に前向きでないこと
坂上の骨は細めで、抜くのがうまくいかない可能性があるということをさんざん聞かされてきて
前向きでない+抜きにくい=途中で諦められそう・・・という不安があったからです。

γ-ネイルは体内に何十年と残っても、特に問題が無いとされているので
無理には抜かずに入れっぱなしでいい、という判断をされる可能性があるとか。

ひさびさ緊急手術をしてくれた病院に伺って、抜釘術のお話を聞いてきました。

坂上
幸い、手術をしてくれた主治医は在籍されていました。

おりしも世間はコロナ禍、波と波との間を縫って入院することにしました!

入院は2泊3日
初日にPCR検査がある
リハビリの必要は無し

とのことでした!

入院初日

11:45までに入院手続き窓口に集合とのことだったので、11:30ごろに病院へ。

手続きを済ませて少し待つと、この日に入院される方々が坂上含め5人集まりました。

ゾロゾロと、PCR検査の会場へ。

なんでも「PCR検査が嫌で抜釘を先延ばしにした人もいる」んだとか。

坂上
どう考えても手術の方が嫌でしょ。

名前を呼ばれ、検査室内に入ります。
看護師さんが、細い綿棒を右鼻の奥にゆっくり突っ込みます。

思った以上にゆっくりゆっくり・・・確かにこれは嫌かも。

綿棒を抜かれたら、くしゃみが連続で出ました笑

その後は肺のMRI撮影、しかるのちに看護師さんの問診まで1時間ほどの空き時間。

14時前には病棟の待合室にたどり着いたのですが、PCR検査の結果が出るまでは病室に入れません。

最短では15:30くらい・・・とのことだったのですが、この日はナニかあったのか
17:30まで待たされました。

スマフォの充電なくなるし、いきなりひどい目に遭いました。
コロナめ。

入院初日は何もすることはなく、シャワーを浴び夕食を食べたら21時以降は絶食。

坂上
日付が変わったら、飲水も不可となりました。

翌日の手術時間は、朝9時に決定。
早くてよかったです。

手術当日!

さて手術の当日。
もちろん、朝ごはんは抜きです。

歯磨きや洗顔はしてもよいとのことだったので、洗面を済ませて
8:30過ぎには手術着に着替え、血栓予防の靴下(手術しない左足のみ)を履いて呼ばれるのを待ちます。

看護師さんが迎えに来てくれて、歩いて手術室へ向かいます。

手術室への入室待ちは2番目。

麻酔医さんがやってきて、コロナ的に「咳が残る全身より局所のほうがオススメ!」という話をしてくださいますが
坂上、麻酔の副作用がまったくないので楽な全身を強く主張。
楽だし。

手術室に入り、台に寝ころびます。

看護師さんに「点滴用の血管が見つかりづらいらしいっす」と話したところ
血管を浮かせるためなのか、左腕をやたらピシピシ叩かれる。

坂上
これが地味に痛くてイラッとしました。

しばらく叩かれ続けてイライラしておりましたが、無事に血管も見つかり点滴装着。

割と心の準備をする暇もなく「眠くなりますので、抵抗しないで寝ちゃってね」と麻酔が入ってきます。

坂上はかなり麻酔の効きがいいので、抵抗するとか眠くなってきた・・・とかもなく
麻酔医さんの一言を聞いた瞬間に、意識がなくなりました。

坂上
気がついたら、すでに病室のベッドの上でした。

骨折時より装着品は少なく、酸素マスクと血栓予防の靴下くらい。

足のポンプ的なものも、バルーンもなかったです。

しばらくしたら酸素マスクもなくなり、飲水の許可も出ました。

多少のどが痛いものの(酸素吸入の管のせい)、美味しくお水を頂きました。

 

大腿骨転子部骨折の記録

血の海の一部

WCに行きたくなったので、看護師さんに声をかけて少しからだを動かしたら
ベッドが血の海になっていることに気が付きました。

骨折したときの手術後もそうだったのですが、坂上は血の気が多くてそうとう出血するらしいです。

シーツやなにやらを交換してもらい、さらに傷を覆っているものも交換しなければならないので
トイレは先送り。

坂上
尿瓶的なものを使うハメに・・・。

晩ごはんは、ふつうの食事が出ました。

前日夜ぶりのごはんだったし、今日はとても売店に行く余裕はなさそうだったので
残さずにいただきました。

坂上
夜中に空腹で寝られないとかきびしいし。

手術中に痛み止めの注射をしてくれたそうで、しばらく右足がしびれていました。

その分痛みもなかったのですが、夜中に目が覚めたらだいぶ痛みが強くなっていたので
点滴の痛み止めをしてもらいました。

眠りが浅いながらも夜はなんとか眠れました。

あっという間に退院!

翌日は、もう退院の日。

朝ごはんをもりもり食べ、診察でOkが出れば晴れて自由の身です。

「まだけっこう痛いんじゃないのー?大丈夫~?」と主治医に言われましたが
病院よりも自宅に帰った方が治りが早いのは、経験上よくわかっているので
「いや今日帰ります。帰りますってば」と主張して、退院と相成りました。

まあ切ったばかりなので痛くはありますが、骨折したときに比べれば雲泥の差。

坂上
なにしろ骨はくっついてますし!

右足でも踏ん張れます。
痛いけど。

念のため持ってきてもらった杖で右足をかばえば、スタスタと歩けます。

骨折後に松葉杖から移行した、ロフストランドクラッチという杖です。
去年購入したものですが、杖が不要になってからずっと放置されていたものの
しっかり使えました!


手のひらだけでなく、ひじでも支えるので手の疲れが段違いなのです。

これはホントによい買い物でした。

書類を書いてもらったので、退院後の診察は転院した病院でOKとのことでした。

 

大腿骨転子部骨折の記録

記念品のγ-ネイル

体内に入っていた、ボルト(γ-ネイル)と釘(スクリュー)をいただきました。

これで、緊急搬送された病院とはお別れです。
たいへんお世話になったなぁ。

坂上
もう骨は折らないようにしとこ。

お迎えの車に乗り込み、帰宅です!

退院後、しばしの自宅療養

大腿骨転子部骨折の記録

第一勧銀のものさしと共に

帰宅しまして、ボルトの寸法を測ってみたところ
30cmを少し超えていました。

これが骨の中に入っていたかと思うと、若干感慨深いものがあります。

 

まとめ

人間の体で一番大きい骨を折ったとあって、完治までも時間がかかりましたし
さらに抜釘手術後の療養にも時間がかかりました。

骨は折らないに越したことはないです。

坂上
みなさまもお気をつけください!

※抜釘後について※
緊急手術をしてくれたお医者さまも、転院後のお医者さまも
「抜いても抜かなくても大して変わらないよ」
とおっしゃっていました。

しかしながら、これは医療的な知識をもって言っているだけで
自身で体験していない方の意見と思います。

抜釘してよかったか?と聞かれれば
100%間違いなく「よかった!!!」です。

γ-ネイルが入った状態(リハビリ終了後)のQOLを8だとすれば
抜釘後のQOLは128です。

坂上
それくらい、違います。

欧米などでは確かに抜く人の方が少ないそうですが、保険制度の違いもあるし
持っている筋量も違うし、これは抜くか抜かないかの参考にはならないと思います。

抜いてからは、階段を昇るときの膝の違和感も消失したし
謎の膝の痛みも消えました。

折った右足を下にして寝るときの「何かが当たっている」という感覚もなくなりました。

「抜いても変わらない」を鵜吞みにしていたら
この先もずっと違和感を抱えていたかと思うと、けっこう怖いです。

抜いてみなければ、わからないことはあると思います。

個人差はあるので、決めつけることはできないと思いますが、
抜釘をお考えの方の参考になれば。

骨折から、リハビリ終了までの記録はこちらです↓

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